「キューバ」で若者に人気のサッカー、国技の野球を脅かす存在に「サッカーが徐々に…」

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1: 2018/12/26(水) 11:48:18.44 _USER9

最初はテレビを通じて家のリビングにとどろいていた「ゴーーーール」という歓声は、やがてストリートでも聞こえるようになり、徐々に「ストライク!」のコールに取って代わりつつある――。最近キューバではサッカーが子どもたちの心をつかんでおり、国内最大の人気スポーツとして野球を脅かそうとしている。

 40年にわたり野球の若手有望株を指導しているハンベルト・ニコラス・レイエスさんは、「サッカーは以前、底辺の存在だったのに、今では国技としてトップの地位まで上りつつある」と諦めた様子で話した。

 レイエスさんは、米大リーグのスター選手であるヨンダー・アロンソや、元選手のアレックス・サンチェス氏らを若手時代に指導した経歴があり、そのことを誇りにしている。しかし最近は、子どもたちにグローブを使った捕球の仕方を身振りで教えても、「ほとんどの子どもたちがサッカーの方にいってしまう」とこぼした。

 2020年東京五輪では野球が実施競技として12年ぶりに復活するにもかかわらず、キューバでサッカー人気が加速している現状には目を見張るものがある。1959年にフィデル・カストロ元国家評議会議長が革命を起こして以降、野球は陸上やボクシングと並び母国の外交的切り札となっており、五輪で通算3度のタイトル獲得を果たしているほか、IBAFワールドカップでも計25回の優勝を成し遂げた。

 ところがストリートでは、今やサッカーが新たな王者になりつつある。

 サッカーのキューバ代表チームを率いるラウル・メドロス監督は、ペドロ・マレーロ競技場で選手の練習を見守りながら、「最近の子どもたちや若者は、野球よりサッカーを始めたがる傾向にある」と話した。

以前は珍しかったが、今では人々が早起きして欧州サッカーの試合をテレビで観戦したり、子どもたちがリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドの名前入りユニホームを着てストリートサッカーをしたりすることが当たり前となっている。

 19歳の学生アスリートであるアレハンドロ・イスキエルドさんが「僕たちは、どこであろうともプレーできる」と話すように、キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラのネオンサインが光る壁の下では、ユース選手が夜間練習を行っていた。

 サッカーのキューバ代表がW杯でプレーしたのは1938年フランス大会の一度きりとなっており、イスキエルドさんは母国のW杯本大会出場を夢見ていると話した。

■野球が「締め出されている」

 昔ながらの野球ファンを抑え、キューバでサッカーフィーバーが巻き起こっている背景には、テレビ局の役割が大きい。65歳の野球ファンであるエドゥアルド・メディナさんは、「午後2時には野球が8試合行われているのに、どれもテレビ中継されていない。代わりに、FCバルセロナの試合がやっている」と明かした。

 キューバ野球の聖地であるエスタディオ・ラティーノアメリカーノの観客席から、同国サッカーリーグのラ・ハバナとラス・トゥナスの試合を見下ろしながら、メディナさんは「これが何を物語るかって? サッカーが徐々に野球を締め出しているんだ」と話した。

 キューバでサッカーW杯が放送されるようになったのは1982年スペイン大会の録画中継からで、やがて1994年米国大会からは生中継に進化。今では欧州の主要リーグや欧州チャンピオンズリーグの試合も放送されている。

一部抜粋

12/26(水) 10:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000009-jij_afp-socc&p=1


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