日本代表は引いた相手をどう崩す? 「アウェー仕様」のUAEを倒す3つの攻略法

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1: 名無しさん 2016/08/31(水) 16:31:10.12 ID:CAP_USER9
アジア最終予選に初めて臨むだけに、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も、いささか神経質になっているようだ。

 8月25日のメンバー発表会見で選外にしたFW金崎夢生の復帰の可能性について、「まずはUAE戦の準備に集中しているので、その後にゆっくり考えたい」と答えた指揮官は、西野朗技術委員長との会談でも、U-23代表を率いた手倉森誠監督のA代表コーチ就任に関して、「UAE戦、タイ戦が終わったら(手倉森監督と)話し合いたい」と伝え、目前の決戦以外のことを頭のなかから排除している。

 8月28日の合宿初日には、ピッチの上で選手たちに、「最終予選は厳しい戦いになる。絶対に失敗は許されない」と、熱っぽく訴えかけてもいる。

 日本が組み込まれた「アジア最終予選グループB」の顔ぶれは、オーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイの5ヶ国。韓国との対戦こそ避けられたものの、2015年1月のアジアカップでベスト4に進出した国が3チーム(オーストラリア、UAE、イラク)もいる。しかも、初戦で対戦するのは、アジアカップ準々決勝で苦杯をなめさせられたUAEなのだ。指揮官が慎重を期しているのも当然だろう。

 そのアジアカップでは、立ち上がりからディフェンスラインの裏を狙われ、開始7分、7番のFWアリ・マブフートに抜け出され、強烈なシュートを叩き込まれている(このゴールが日本にとって大会4試合目にして初失点だった)。その後、UAEのシュート3本に対し、日本は35本ものシュートを浴びせたが、MF柴崎岳の同点ゴールのみにとどまって、PK戦の末に涙をのんだ。

 このアリ・マブフートと、カーリーヘアの10番MFオマル・アブドゥルラフマンが、今回の対戦でももっとも警戒すべき選手ということに変わりはないが、中東勢はアウェー(日本のホーム)では恐ろしいほど割り切って戦ってくる。潔(いさぎよ)いというべきか、臆病というべきか……いずれにせよ、UAEはアジアカップのときと似たような戦い方――徹底的に守りを固め、カウンターを狙ってくるはずだ。

 引いた相手をどう崩すのか――。これは何も今に始まった問題ではなく、日本がアジアで上位に立つようになったドイツ・ワールドカップの予選のころから抱えている問題だ。昨年6月、ロシア・ワールドカップ・アジア2次予選初戦でも、引いて守ってきたシンガポールにまんまと0-0のドローに持ち込まれた。

「アジアの戦いで苦戦することが多い。そこに自信を持てていないといったらアレですけど、苦い思いをしてきているわけで、そういうのを払拭していかなければいけない」

 FW岡崎慎司はそう言って警戒を強めた。これが3度目のワールドカップ予選になる彼でさえ、そうなのだ。いや、2度のワールドカップ予選と2度のアジアカップを経験しているからこそ、アジアの戦いの難しさ、厄介さを岡崎は熟知している。

 中東勢攻略として理想的なのは、引かれる前に攻め切ってしまう――ハリルホジッチ体制になって磨いている「奪ったら手数をかけずに縦を突く攻撃」だろう。とはいえ、日本のホームゲームにおける中東勢の割り切り方は半端ではない。「引かれる前に」も何も、始めから引いてしまっていることさえある。

 その場合、どうするか――。

つづく

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