Jリーグ、放映権料5年500億円で英国企業と大型契約へ!(関連まとめ)

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(金額は推定)
今季でスカパー!との放送権契約が切れるJリーグは、昨年末から契約先を探し、このほどパフォーム・グループと大筋で合意した。NTTとスカパー!を加えて、地上波、ネット、海外版権など、 年単位では倍増となる100億円の5年契約で放送権の包括契約を結ぶ。高額契約は、Jリーグの価値が認められた証し。今日9日の臨時理事会で議題に挙げ、承認されれば、発表される可能性がある。
この契約は、Jリーグの活性化につなげる狙いもある。放送権料の正式契約を結んだ後、今季就任した原博実副チェアマン(57)を中心にプロジェクトチームを発足し、Jクラブが有名選手、名監督と契約する際に、 J事務局もしくは関連会社が契約金の一部を負担する、特別ルールを構築する予定だ。
Jリーグは、有望選手の海外進出などで空洞化が進み、同時に不景気の影響などで、海外からのスター選手も在籍しなくなった。ジーコ、ストイコビッチ、カレカ、ドゥンガ、レオナルド、ジョルジーニョ、 ストイチコフら世界のスターがひしめき、全体のレベルを上げた時代があった。しかし今は、中東のオイル・マネーや中国の爆買いに太刀打ちできず、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも低迷が続いている。
原副チェアマンは、5月のACL上海上港-東京のアウェー戦を視察後「相手はブラジル代表クラスが3人いた。 放映権が高く売れるなど、何かがない限り、Jはトップの外国人が獲得できない」と漏らしていた。 村井満チェアマン(56)も3月に再任を果たした際に「Jの経営規模を拡大して、海外からJのレベルを上げてくれる選手や監督を呼べるように、クラブをバックアップしたい」と話している。
すでに夢プランもあり、関係者は「メッシやCロナルドは完全移籍は難しいけど、6カ月限定のレンタル移籍なら、十分金銭面でも可能性はある」と願望を込めて話す。夢の現実へ-。Jの挑戦が始まる。
