岡山、クラブ史上初のJ1昇格へ、「今、持っているロープを放さない」

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1: YG防衛軍 ★@無断転載は禁止 2016/10/10(月) 21:00:14.77 ID:CAP_USER9
10月8日、松本。スタンドは大観衆がチームタオルをぐるぐると勢いよく回し、緑の波がうねって白いしぶきを上げるようだった。ホームの選手は湧き立つ昂揚感を覚えたに違いない。刹那、空を覆っていた灰色の雲が割れ、晴れ間がのぞいた。それは天にも祝福されたような光景だった――。

そんな絶対的敵地で、ファジアーノ岡山が勝ち点を得ることは生半可ではなかっただろう。難局でも勝機を見出せるか。その一戦は、来るべき昇格戦に向けて試金石となるはずだった。

今シーズン、岡山は「クラブ史上初のJ1昇格」を志し、J1昇格プレーオフ圏内(3~6位で行なわれる)につけている。J2リーグ第35節は、自動昇格圏内の2位、松本山雅との直接対決。勝ち点差は6で、勝てば一気に近づけるが、負けると突き放される。

「(11位の)昨シーズンと比べると、選手たちが言われなくてもやるべきことをやれるようになっています。自分たちの判断でどんどんできちゃう。そこは変わりましたね。」

岡山で監督2年目、長澤徹監督はそう言って、変貌を遂げつつあるチームに手応えを感じていた。勝負に対する執着心だろうか。新しいものを生む「熱」のようなものが、躍進を後押ししていた。

しかし試合は、戦力的に優位な”J1経験者”松本のペースで幕をあける。

反町康治監督に率いられた松本はロジカルな布陣を敷き、要所で上回り、試合を支配した。例えば、左サイドには左利きのセンターバック、左利きのウィングバックを配置。Jリーグでは珍しくサイドに左利きを持ってきていることで、幅を広く使い、深さを出し、揺さぶった。相手バックラインをジリジリと下げさせながら、その前のスペースに人が入り、前半から攻守で圧倒した。
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