【豪州DFスピラノビッチ】ハリルジャパンについて「10人で守って幸せそうだった」と冷笑。

日本代表は11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地オーストラリア戦を1-1のドローで終えた。かつて浦和レッズでプレーしたオーストラリア代表DFマシュー・スピラノビッチはハリルジャパンについて、「10人で守って幸せそうだった」と完全に見下している。英サッカー専門誌「フォーフォートゥー」が報じた。
スピラノビッチは2010年にニュルンベルクから浦和に加入。2012年にカタールの強豪アル・アラビに移籍するまでJリーグでプレーした。現在、中国1部の杭州緑城に所属するストッパーは「手探りだったけれど、相手を動かした。無理にしかけて罠にはまりたくはなかった」と語った。
最終ラインのパスミスを日本にカットされ、前半5分にレッズ時代の同僚、原口元気に先制弾を許した。だが、そこからはオーストラリアのペースだったという。
「最終的に我々は十分な決定機を作った。トミ(ユリッチ)が前線でいいチャンスを作った。勝ち点3を手にできるところだった。相手は深く引いてカウンター狙いで満足していたね」
「彼らはプレッシャーをかけてこなかった」
1トップに入ったACミラン本田圭佑を前線に残し、自陣深く引くハリルジャパンについてそう言及した。さらに「相手は我々を苦しめたと思わない。彼らがゴールを決めた。そこからボールの後ろに10人いる状態でハッピーだった。彼らは我々の陣地でアグレッシブにプレッシャーをかけてこなかった」と、完全に腰の引けたサッカーだったと上から目線で見下している。
メルボルンで見せた日本のサッカーはハリル監督の思惑どおりだったとはいえ、スピラノビッチの目には“ドン引きサッカー”に映り、優越感が芽生えた様子だった。
